こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
04/02のPIT作業
ヤマハ ビーノ(SA10J-120xxx)
症状と依頼内容ヤマハ ビーノ(SA10J)が「セルで始動できない」「スピードメーターが動かない」とのことで入庫しました。
お客様ご自身でバッテリーを交換されたばかりとのことでしたが、始動不能および電装系の不調が見られたため、お預かりして詳しく点検を行いました。
点検と診断まず通電状態でセル・ホーン・ウインカーが全く機能しておらず、ウインカーは高速点滅する状態でした。
バッテリー電圧を点検したところ、13.16Vと正常範囲でしたが、バッテリー接続のカプラーが半刺しで接触不良を起こしており、その影響でヒューズが切れていたことが判明。
ヒューズを交換し、カプラーをしっかり奥まで挿し直すことで、セル始動・ウインカー・ホーンの不調はすべて改善されました。
次にスピードメーターの不動について点検を進めたところ、インナーケーブルは正常でしたが、前輪を回してもケーブルが回転しない状態でした。
これはメーターギアの不良が濃厚と判断し、フロントホイールを外して内部を点検。結果、水の侵入によるグリスの劣化とギアの異常摩耗、さらにホイールベアリングの損傷も確認されました。
お客様に状況を報告し、関連部品一式の交換を承りました。
- フロントホイールベアリング一式交換(ベアリング・カラー・ダストシール等)
- スピードメーターギア交換(ギア2種、抜け防止ピン、シール)
全ての交換作業を終え、スピードメーターの動作も正常に回復しました。
- 修理代金:¥18,970
- 預かり日数:3営業日
- 所要時間:60分

今回はセル始動不可およびスピードメーター不動という2つの不具合に対して、徹底的な点検と原因の特定、そして適切な整備を行いました。
バッテリーの交換をDIYで行う方も多いですが、カプラーの半刺しや接触不良などのイージーミスが原因で思わぬ電装トラブルに繋がるケースがあります。
また、メーターギアやベアリングといった足回り部品も、水やサビによる内部劣化が起こりやすく、特に年数が経った車両では注意が必要です。
電装系やメーター類の不調がある場合は、見える部分だけでなく、内部のギアや配線、接点まで丁寧に点検することが大切です。
「メーターが動かない」「セルが回らない」といった不具合がある際は、ぜひ当店までお気軽にご相談ください。