こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
08/19のPIT作業
ホンダ ズーマー(AF58-200xxxx)
症状と依頼内容お客様から、ホンダ ズーマー(AF58)の発進時の加速が鈍くなり、特に上り坂で速度が出ないとの症状でお預かりしました。
点検と診断少し試乗した結果、発進時に著しく速度が出ないことを確認しました。ある程度加速するとスピードが出るため、まずは駆動系を点検しました。駆動系を確認すると、ウエイトローラーが使用限界に達し、いくつか割れている状態でした。また、ドライブベルトも交換時期を迎えており、クラッチを分解して点検したところ、クラッチウエイトの表面が荒れ、プレートCOMPドライブやフェイスCOMPムーバブルに破損が見られました。さらに、スパークプラグとエアフィルターも交換時期に達していることが判明しました。
お客様と相談の上、上記の全ての部品を交換することになりました。
- エアフィルター交換
- スパークプラグ交換
- 駆動系作業(ドライブベルト交換、ウエイトローラー交換、スライドピース交換)
- クラッチ関連作業(クラッチウエイト一式交換、プレートCOMPドライブ交換、フェイスCOMPムーバブル交換)
修理代金は¥36,740で、所要時間は約70分です。
まとめ駆動系とクラッチの部品を適切に交換したことで、発進時の加速不良が改善されました。駆動系の部品は消耗品であり、定期的な交換が必要です。ウエイトローラーやドライブベルトが劣化すると、加速性能に影響が出るため、早めの点検・交換が推奨されます。また、スパークプラグやエアフィルターもエンジンの性能を維持するために定期的な交換が必要です。
定期的なメンテナンスで愛車のコンディションを保ち、安全で快適な走行をお楽しみください。次回の点検やご相談は、お気軽にお問い合わせください。