こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
04/21のPIT作業
ホンダ プレスカブ(AA01-173xxxx)
症状と依頼内容ホンダ プレスカブ(AA01)のメンテナンスをご依頼いただきました。
ウインカーやテールランプが点灯せず、エンジン始動も不調とのことで、当店にて引き取り対応を行いました。
点検と診断事前にいただいた情報からFI車両であることは確認済みでした。
現車確認時、キーをONにしても各種ランプ類は全く点灯せず、しかしキック始動は可能という状態でした。
初期診断ではバッテリー上がりを疑いましたが、さらに点検を進めると、イグニッションスイッチの接触不良が原因であることが判明。
鍵を左右に動かすと、FIランプ・燃料ランプ・ニュートラルランプが点灯し、ウインカー4か所も正常に点滅する状態に回復。
このことから、イグニッションスイッチ内部の接点不良が各種電装系統の不調を引き起こしていたと断定し、部品交換を提案・実施しました。
- イグニッションスイッチ交換
- エンジンオイル交換
- その他不足部品取付
交換作業後は、すべての電装系統(ウインカー、テールランプ、ニュートラルランプ、ウインカーインジケーターランプ等)が正常に通電・作動することを確認しました。
- 修理代金:¥15,868(レッカー費用別)
- 修理完了までの預かり日数:3営業日
- 所要時間:60分
今回の不調は、バッテリーや配線の問題ではなく、イグニッションスイッチ内部の接触不良によるものでした。
イグニッションスイッチは経年劣化や振動の影響を受けやすく、今回のように内部接点が摩耗して通電不良を引き起こすケースが見られます。
一見するとバッテリーやヒューズの不良に見えがちな症状でも、正確な診断により迅速な修理が可能です。
「ランプが点かない」「通電しない」などの電装トラブルでお困りの方は、ぜひ当店にご相談ください。丁寧な点検と確実な整備で安心してお乗りいただける状態へと仕上げます。