こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
08/06のPIT作業
ホンダ ジュリオ(AF52-101xxxx)
症状と依頼内容10年近くメンテナンスを行っていないホンダのジュリオ(AF52)の全体的なメンテナンスを承りました。
お客様が特に気にされているのは、タイヤの劣化、セル始動不可、そして最高速の低下です。
まず、エンジンの圧縮圧力を測定した結果、1,000kpaであり、エンジンのコンディションに問題はありませんでした。
次に、駆動系を点検したところ、ドライブベルトとウエイトローラーの劣化が確認され、これが最高速低下の原因と考えられます。
エアフィルターを確認したところ、劣化が進んでほとんどが吸い込まれてしまった状態でした。
また、オイルレベルセンサーからのオイル漏れが酷く、こちらも補修が必要と判断しました。
バッテリーの電圧はほぼ0Vで寿命と判断されましたが、ジャンピングによりセルの動作は確認できました。
お客様にお見積もりを提示し、ご承諾を頂いたため、全体的な消耗品交換を行うことになりました。
- バッテリー交換
- スパークプラグ交換
- エアフィルター交換、エアクリーナー内清掃
- 駆動系作業: ドライブベルト交換、ウエイトローラー交換
- 前後のタイヤ交換
- オイルレベルセンサー補修
修理代金は¥55,880で、作業に要した時間は160分です。
まとめ駆動系の整備により、最高速は大幅に向上しました。
エアフィルターが吸い込まれてしまった場合、キャブレターの分解清掃も推奨されますが、今回はご予算の関係で見送りとなりました。
今後、定期的なメンテナンスを行うことで、車両のパフォーマンスを維持し、トラブルを未然に防ぐことが可能です。
何かご不明点や追加のご相談がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。お客様の快適なバイクライフを全力でサポートいたします。