こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
02/04のPIT作業
ホンダ ライブディオZX(AF35-107xxxx)
症状と依頼内容今回は、ホンダ ライブディオZX(AF35)がリアタイヤのパンクとスピードメーターが動かないという症状で入庫しました。
走行時の安全性に関わる重要な部分ですので、しっかりと点検・修理を行いました。
点検と診断リアタイヤの空気圧を確認したところ、完全に抜けた状態でした。さらにホイールのリム部分に凹みがあり、そこからエア漏れしていることが判明しました。
このままでは適切に空気を保持できないため、ホイール交換が必要となりました。しかし、リアホイールはすでに廃番となっているため、当店で中古品を取り寄せることになりました。
スピードメーターが動かない症状については、メーターケーブルが千切れていたことが原因でした。念のためメーターギアも取り外して点検し、異常がないことを確認しました。
古いグリスが劣化していたため、清掃したうえで新しいグリスを塗布しました。
- リアタイヤ・ホイール交換(エアバルブ含む)
- リアブレーキシュー交換
- メーターギア清掃、グリスアップ
- スピードメーターケーブル交換
リアホイールを交換するタイミングで、ブレーキシューも消耗していたため、新品に交換しました。
修理代金と所要時間- 修理代金:¥29,150
- 所要時間:50分
スピードメーターが動かないと、整備不良に該当し、車両の安全性にも関わります。今回のライブディオZXは古い車両ですが、幸い純正部品を取り寄せることができ、修理が可能でした。
また、ホイールの歪みは、空気圧が低い状態で走行したことが原因と考えられます。タイヤの空気圧が不足していると、ホイールへの負担が大きくなり、歪みやパンクのリスクが高まります。
特にスクーターはタイヤが小さいため、空気圧の低下が早く、影響を受けやすいです。定期的に空気圧をチェックし、適切な状態を保つことが大切です。
「最近タイヤの空気が抜けやすい」「スピードメーターが動かない」などの症状がある場合は、ぜひ当店へご相談ください。安全に走行できるよう、しっかり点検・修理を行います。