こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
06/21のPIT作業
ヤマハ マジェスティ125FI
症状と依頼内容
ヤマハ マジェスティ125FIにて、走行中にワーニングランプが点灯したとのことでご来店いただきました。
診断の結果、水温センサー系統の不具合が疑われました。
ワーニングランプの点滅パターンから、エラーコード「21」を確認。
これは水温センサーの異常を示すもので、エンジンの冷却に関わる重要な項目です。
マジェスティ125は水温センサーが比較的アクセスしやすい位置にあるため、
すぐにセンサーまわりの確認を行ったところ、カプラーに繋がる配線のうち1本が断線していました。
同タイプのカプラーを取り寄せ、断線していた配線を正確に修復。
防水ゴムを忘れずに通し、しっかりと圧着(カシメ)したうえで、
もとの配線画像を参照しながら正確に接続を行いました。
また、お客様からのご要望により、スパークプラグの交換も同時に実施いたしました。
作業内容- 水温センサーカプラー交換(配線修復・接続含む)
- スパークプラグ交換
作業完了後、水温センサーに接続し、エンジン始動。
ワーニングランプは正常に消灯し、その後しばらくアイドリング状態でも再点灯することはありませんでした。
ラジエターファンの作動も確認し、最終的に診断機でエラーログを消去して作業完了です。
- 修理代金:¥12,650(税込)
- 修理完了までの預かり日数:4営業日
- 所要時間:40分
今回のマジェスティ125FIは海外向けモデルですが、
当店ではこうした逆輸入車にも可能な限り対応しております。
水温センサーや冷却系の不調は、放置するとオーバーヒートなどの重大トラブルにつながるため、
早期発見と対処が重要です。
ワーニングランプが点灯した場合は自己判断せず、早めの点検をおすすめします。
「海外モデルだから断られるかも?」とお悩みの方も、まずはお気軽にご相談ください。
可能な限り、部品調達・修理対応をさせていただきます。