こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
04/23のPIT作業
ホンダ スーパーカブ50(AA09-101xxxx)
症状:始動不良、ストール信号待ち等でエンストしてしまう症状。購入してから3年、12,000kmほど走行されています。
エラーログはありませんでした。プラグを点検してまだ使えそうですが1万km超えているので交換。
圧縮圧力は1200kpaほどでやや低いですがストールしてしまう程ではありません。
時間を置いて始動確認をしていたところ始動不良を確認しました。セルは回りますが始動せずキックが恐ろしく軽い。
スロットルを少し開けてクランキングすると始動してキックの抵抗も戻りました。
ここまでの症状からカーボン噛みもしくはシリンダーかピストンの不良と考えられます。
現行モデルでオイル管理もきちんとされている、圧縮圧力のバラつきからカーボン噛みの方が可能性としては高いと思われます。
軽度のカーボン噛みなのでフューエルワンの運用で様子を見て頂くことになりました。
圧縮圧力が低いようであればプラグホールにオイルを注入してコンプレッションゲージで測定する方法もあります。
上がればシリンダーかピストン関連の不良となります。
所要時間 30分
修理代金(参考)¥6,600
レッグシールドを外します。現行だと少し面倒になってます。 プラグ交換 圧縮圧力測定