こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
07/24のPIT作業
ヤマハ マジェスティ125FIモデル
症状と依頼内容ワーニングランプが点灯し、冷却性能が低下しているとのことで、ヤマハのマジェスティ125FIモデルが入庫しました。
点検と診断始動不良の症状で燃料ポンプを交換しましたが、ワーニングランプが点灯しました。エンジンを始動してから30分程度でランプが点灯し、オーバーヒート防止のためにエンジンの回転数が一定以上に上がらない状態になっていました。
ウォーターポンプ、サーモスタット、水温センサー、サーモスイッチの点検を実施したところ、ラジエーターのサーモスイッチの不良が原因と判明しました。このスイッチが機能しないと、冷却ファンが正常に作動せず、冷却水およびエンジン内部の温度が異常に上昇し、ワーニングランプが点灯します。
作業内容ラジエーターのサーモスイッチを交換し、冷却水を補充しました。その後、1時間ほどエンジンをかけっぱなしの状態にしましたが、ワーニングランプは点灯せず、冷却ファンも正常に作動しました。
その後、長時間のアイドリングと試乗を行いましたが、ワーニングランプの点灯はありませんでした。
修理代金:¥27,610
所要時間:70分
今回の修理では、ラジエーターのサーモスイッチの不良が原因でワーニングランプが点灯していました。このスイッチが正常に作動しないと、冷却性能が低下し、エンジンに重大なダメージを与える可能性があります。
定期的な点検と早期の修理が重要です。特に、冷却系統の部品は劣化しやすいので、注意が必要です。ワーニングランプが点灯した場合は、速やかに修理工場に相談してください。