こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
07/30のPIT作業
ヤマハ アクシストリート(SE53J-105xxx)
症状と依頼内容走行中にエンジンストール。しばらくすると走行可能になる。
点検と診断エンジンが停止した後はウインカー等も点かないとのことで、通電がしていないことがヒアリングで分かりました。
夏場の定番である燃料ポンプの不良では無さそうです。走行距離はメーター一周していて13万kmとお聞きしてびっくりしました。
走行中に電源が落ちてしまうという症状ですので、バッテリー周辺やメインハーネスを中心に点検を行いました。
このような症状の場合は始動中にメインハーネスを揺らしたり引っ張ったりと、原始的な点検を行いました。
1時間程度点検をすると、キーシリンダーの配線が1本はんだから剥離を確認をしました。
おそらく長年の振動が原因ではんだが剥離したものと考えられます。
お客様と相談した結果、キーシリンダーの交換ではなく補修となりました。
そのままの状態では作業が困難ですので、キーシリンダーを取り外して補修を行いました。
¥30,800、所要時間は120分
まとめ今回のヤマハのアクシストリート(SE53J)の修理では、キーシリンダーの配線の剥離が原因でエンジンストールが発生していました。
長年の振動が原因で発生するこのようなトラブルは、定期的な点検とメンテナンスで防ぐことができます。
もし同様の症状やその他の不具合が発生した場合は、お早めにご来店いただき、専門家の診断を受けることをお勧めします。