こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
03/19のPIT作業
ホンダ ディオチェスタ(AF68-310xxxx)
症状と依頼内容今回は、ホンダ ディオチェスタ(AF68)が「前後のタイヤの空気が抜けてしまう」とのことで入庫しました。
お客様のご自宅まで引き取りに伺い、車両の状態を確認させていただきました。
点検と診断お話を伺ったところ、新車でご購入されたとのことで、メーターも一周目。これまでタイヤ交換歴はないとのことでした。
ワンシーズンほど乗らずに保管していたそうで、バッテリーは完全に上がっており、キックレバーも固着気味でした。
固着したキックレバーは、数回のキックで動くようになり、始動自体は問題なく確認できました。
前後のタイヤは2008年製で、すでに15年以上が経過しており、ゴムの劣化による空気漏れが原因と判断しました。
幸いホイールには変形やダメージは見られず、タイヤの交換で対応可能な状態でした。
バッテリーの劣化も進んでいたため、始動性の確保と今後の使用を考え、バッテリー交換もご提案。あわせてエンジンオイルの交換もおすすめし、すべて承りました。
作業内容- 前後タイヤ交換(エアバルブ含む)
- エンジンオイル交換
- バッテリー交換
交換後は、タイヤの空気圧、電圧、オイル量すべてを確認し、問題なく始動・走行ができる状態に仕上がりました。
- 修理代金:¥28,600
- 所要時間:80分
今回のように、長期間乗っていないバイクは、タイヤやバッテリー、オイルといった消耗品の劣化が進んでいることが多くあります。
特にタイヤは見た目に問題がなくても、ゴムの硬化やヒビ割れ、ビード部分の密着不良などが原因で空気が抜けることがあります。
バイクを久しぶりに使おうとした際には、走り出す前に一度しっかりと点検・整備することをおすすめします。
当店では、引き取りから点検・修理、納車まで一貫して対応しております。久しぶりに動かすバイク、眠っているバイクがございましたら、ぜひお気軽にご相談ください。