こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
12/08のPIT作業
スズキ アドレスV50(CA4BA-130xxx)
症状と依頼内容スズキ アドレスV50の販売前整備をしました。今回は、1台が仕上がるまでの整備内容をご紹介します。
点検と診断まず整備を行う前に、以下の致命的な不良がないか確認します。これらのいずれかに該当する場合は、レンタルや販売には回せません。
- エンジン異音
- オイル漏れ
- まっすぐ走行できるか(フレーム、ステム、ハンドルの曲がり)
問題がなければ、エラーログを確認しながら、点検と並行して消耗品の交換や清掃、グリスアップなどを行います。
作業内容- エンジンオイル交換
- エンジン内部簡易清掃(薬剤による燃焼室内洗浄)
- エアフィルター交換
- スパークプラグ交換
- 駆動系整備(ドライブベルト、ウエイトローラー交換)
- リア足回り整備(タイヤ交換、清掃、グリスアップ)
- フロント足回り整備(タイヤ交換、清掃、グリスアップ)
- 左右グリップ交換
- バッテリー交換(納車時)
公道を走行する上で必要な全体整備を行いました。2020年製造の比較的新しい年式ですが、細部まで点検を行い、万全な状態に仕上げています。整備完了後には、10kmほど試乗を行い、最終確認を実施しました。
所要時間:約210分
まとめ今回の整備では、販売前のスズキ アドレスV50を徹底的に点検・整備しました。このような整備を行うことで、購入後すぐに安心してお乗りいただける状態を保証します。
部品交換のポイント:例えば、駆動系部品のドライブベルトやウエイトローラーは、摩耗が進むと燃費や加速性能に影響します。定期的な交換が必要です。タイヤについても、溝が浅くなった状態での走行は非常に危険ですので、早めの交換をお勧めします。
整備後のアフターサポートについてもお気軽にご相談ください。新車同様の状態に仕上げた車両を、ぜひご確認いただきたいと思います。来店やお問い合わせをお待ちしております。