こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
06/12のPIT作業
スズキ レッツ4(CA45A-249xxx)
バイクの詳細と依頼内容今回は、スズキのレッツ4をお預かりしました。症状はファンカバーあたりからのオイル漏れです。経験上、クランクシャフト右のオイルシールの劣化が原因と考えられます。
点検と診断あらかじめ部品を取り寄せて、点検と並行して作業を行いました。
作業内容以下の手順で作業を進めました。
- マフラー、リアショック下ボルト、プラグキャップ、メインハーネスの結束バンドを外してジャッキアップし、ファンカバーを取り外しました。
- ファン、フライホイール、ステータコイルの順で外し、オイルシールからのオイル漏れを確認しました。
- クランクシャフトカバーライトを外し、ガスケットを除去して古いオイルシールを取り外しました。ガスケットはうまく剥がれたため、ワコーズのリムーバーは使用しませんでした。
- 面取りをして新しいオイルシールを圧入し、カバーを元に戻してボルトを10Nで締め付けました。
一晩置いて長時間アイドリングさせ、オイル漏れがないことを確認しました。
修理代金と所要時間修理代金は¥15,620(税込み)で、所要時間は約70分でした。
まとめスズキ レッツ4のオイル漏れ修理では、クランクシャフト右のオイルシールを交換し、オイル漏れが解消されました。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、バイクの性能を維持し、トラブルを未然に防ぐことができます。お困りの際は、ぜひ当店にご相談ください。
ホンダ スーパーカブ110(JA07-300xxxx)
バイクの詳細と依頼内容今回は、ホンダのスーパーカブ110(JA07)のフロントタイヤパンク修理を行いました。自走ができないため、当店で引き取りに伺いました。パンクの場合、通常はチューブ交換のみで済みますが、タイヤも交換時期に来ていたため、合わせて交換を承りました。
点検と診断外したチューブを確認したところ、一度パンク修理された形跡がありましたが、今回のパンクは違う箇所からでした。ホイールの内側には錆が多く見られました。全て除去するのは困難でしたが、ある程度錆を落としてビニールテープで保護しました。
作業内容以下の部品を交換しました。
- フロントタイヤの交換
- チューブの交換
- リムバンドの交換
今回のパンク原因はホイール内側の錆によるものと考えられます。空気圧が低い状態だと、さらにパンクする確率が高まります。
修理代金と所要時間修理代金は¥10,670(税込み)で、所要時間は約30分でした。
まとめホンダ スーパーカブ110(JA07)のパンク修理では、フロントタイヤ、チューブ、リムバンドを交換し、ホイール内側の錆を可能な限り除去して保護しました。定期的な点検とメンテナンスを行うことで、パンクの予防が可能です。特に空気圧のチェックは重要です。お困りの際は、ぜひ当店にご相談ください。