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AF34 AF35ライブディオのブレーキレバー交換
原付のブレーキレバーはちょっと転んだくらいでも折れてしまうことがあります。レバーが折れることで、それ以上のダメージを防ぐという目的もあります。
比較的簡単に交換できるので、折れてしまったままにせず、早めに交換しましょう。
今回はAF35型ライブディオ(フロントがディスクブレーキの車種)のブレーキレバー交換の方法を説明します。フロントがドラムブレーキになっているAF34型のライブディオでもやり方は一緒です。
やってみよう
用意するもの
必要な工具は3つだけです。2番のドライバー(普通のサイズ)と、ミラーを外すための片口スパナ、それに8mmのラチェットです。ディスクブレーキのレバーは10mmが必要です。
あると便利なモノ
先の細い精密ドライバーみたいなもの。原付市場ではスナップオンのピックツールを使っています。
パーツクリーナー
汚れを落とすのに使います。安いやつで十分です。
メンテルーブ
錆止めのために、ネジ山にひと吹きしてやります。
ペーパーウエス
厚手のキッチンペーパーみたいなやつです。あるといろいろと便利です。
交換用レバー
左のリアブレーキレバーはライブディオのほかにズーマーとも共通です。
ディスクブレーキ用フロントブレーキレバーはこちら
ドラムブレーキ用フロントブレーキレバーはこちら
作業手順
ミラーを外す
片口スパナでミラーの根元のナットをゆるめて、ミラーを外します。ヤマハ車の右側のミラーは逆ネジになっているため気をつけましょう。
ミラーによりますが12mmか14mmのナットが多いです。
ネジを3本外す
ハンドル内側のネジを2本外します。
ヘッドライト真下にある、少し長めのネジを外します。
ハンドルカバーを外す
ヘッドライトのあごの下から持ち上げるように外します。上側の部分3ヶ所が爪でとまっているので、メーターの上ら辺を軽く叩いてやると外れます。
レバーの交換
ドラムブレーキレバーであれば左右どちらでもやり方は一緒です。
ブレーキのアジャスターをゆるめる
リアタイヤの左側(マフラーと反対側)にあるアジャスターナットを外しておきます。フロントブレーキの場合はフロントタイヤの所にあります。
手で回せばそのまま外れます。
レバー付け根のネジを外す
まず、レバー付け根のナットを外します。
次にネジを外します。ネジはナットとは別のネジ山で固定されているのでナットだけ外しても抜けません。
ネジ、ナット、ワッシャーとバネの4点が外れます。汚れているようであれば、パーツクリーナーで洗浄しておきます。
ディスクブレーキレバーはボルトとナットのみでとまっています。アジャスターをゆるめる必要もありません。
レバーを交換する
ネジが抜ければそのままレバーの交換ができます。
新しいレバーを同じように取り付けましょう。
組み立てる
元通りに組み立てましょう。ネジ山にメンテルーブをひと吹きしてあげるといいと思います。
バネをはめる時にピックツールを使います。精密ドライバーとかでもいいと思います。
この矢印のところにバネの先端が刺さります。
ネジに対するバネの向き
バネがちゃんとはまったら、ワッシャーとナットを締めます。
最後に
ブレーキ周りの整備をした後は必ず動作チェックを行ってください。
きちんと元通りに組み立ててあるかどうか、あまった部品はないか。
正常に作動するかどうか。
必ず念入りな確認をお願いします。
無料の代車も多数ご用意してあります。
詳しくは原付市場での修理についてをご覧ください。
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詳しくは原付市場での修理についてをご覧ください。