こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
08/23のPIT作業
スズキ アドレス110(CE47A-102xxx)
スズキ アドレス110(CE47A)にて、オイル交換と駆動系整備のご依頼をいただきました。
点検と診断
オイル交換に加え外観点検を行ったところ、フロントブレーキに重大な不具合を発見しました。
ブレーキパッドの残量がなく、キャリパーピストンシールが飛び出しており、
このままでは制動不良やブレーキ液漏れの恐れがある危険な状態でした。
そのためフロントブレーキキャリパーのオーバーホールも追加で承りました。
駆動系についてはドライブベルト、ウエイトローラー、スライドピースが摩耗しており、
定番消耗品の交換で対応可能と判断しました。
- エンジンオイル交換
- 駆動系整備(Vベルト、ウエイトローラー、スライドピース交換)
- クラッチカバーガスケット交換
- フロントブレーキキャリパー分解整備(ブレーキ液交換・エア抜き含む)
- フロントブレーキパッド交換
- キャリパーピストンセット交換
整備後はブレーキ性能・駆動系の動作ともに正常に復旧しました。
- 修理代金:¥39,710(税込)
- 修理完了までの預かり日数:2営業日
- 実作業時間:約120分
フロントブレーキは車両の安全に直結する重要部品です。
今回のようにパッドの摩耗を放置すると、ディスクを傷めるだけでなく、
ピストンの飛び出しやブレーキ液漏れにつながり、大事故の原因にもなります。
定期的な点検で早めに交換することが重要です。
駆動系の部品も摩耗により加速不良や最高速低下を引き起こします。
特にアドレス110は通勤や日常の足として使用頻度が高いため、
オイル交換とあわせて駆動系・ブレーキの点検をおすすめします。
「最近加速が悪い」「ブレーキの効きが弱い」と感じたら、
ぜひお気軽に当店へご相談ください。