こんにちは。原付市場です。
お店では毎日その日の事を日報という形で記録しています。
そのなかから、日々どんなことをしているのかご紹介します。
12/14のPIT作業
ヤマハ ギア(UA06J-399xxx)
症状と依頼内容
ヤマハ ギア(UA06J)で、エンジンが始動しないとのご相談をいただきました。
最近はセルが使えず、キックで始動していたとのことです。
直前までは走行できていたものの、
低速走行時にエンジン回転がガクッと落ちる症状も出ていました。
セルが回らず、ホーンの音も弱かったため、まずバッテリーを点検しました。
測定した電圧は12.26Vと低下している状態です。
検証用のバッテリーに交換したところ、セルで問題なく始動しました。
このことから、始動不良の原因はバッテリー電圧低下と判断しています。
また、走行中に回転数が落ち込む症状についても、
電圧不足による点火不安定が原因と考えられました。
そのほか、しばらくメンテナンスされていない様子だったため、
車両全体を点検し、必要な整備をご提案しています。
- バッテリー交換
- エンジンオイル交換
- スパークプラグ交換
- エアフィルター交換
- 駆動系点検・整備
- フロントタイヤ交換
- 修理代金:41,140円(税込)レッカー代含む
- 修理完了までの預かり日数:2営業日
- 作業時間:約100分
最近の原付はキックレバーが装備されていない車両も多く、
バッテリーへの依存度が非常に高くなっています。
バッテリーの寿命は一般的に2~3年程度です。
電圧が下がると、始動不良だけでなく走行中の不調につながることもあります。
セルの回りが弱い、ホーンが小さいなどの症状が出た場合は、
早めの点検がおすすめです。




































