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代車のアプリオを仕上げる
原付市場では修理などのお客様用に無料の代車をご用意してあります。今日は天気も良いので、お客様に代車としてお貸ししているアプリオを販売仕様に洗車してみようと思います。
作業前の状態
整備した時にひどい汚れは落としてあるので、そこそこキレイに見えますが、ステップボード等、未塗装の樹脂部分は日光による色褪せが目立ちます。
やってみよう
用意するもの
普段お客様に販売する車両を作っている為いろいろありますが、タイヤレザーワックスがあるだけでもお持ちのバイクに輝きを取り戻すことができます。
右から
・タイヤレザーワックス
・ワコーズバリアスコート(ガラス系コーティング剤)
・超微粒子コンパウンド&極細目コンパウンド
・スポンジバフ&ウールバフ
・電動ポリッシャー
作業手順
1、洗剤で水洗い
最初は洗剤とスポンジで汚れを落とします。カーシャンプー等がベストですが中性洗剤でもOKです。
こんなのを使って
こうなりました。
目に見える汚れが落ちました。
2、タイヤレザーワックスを塗りこむ
塗装されていない樹脂パーツ部分にタイヤレザーワックスを塗り込み、ツヤを出します。
しっかりと乾拭きで水分を取ってからスプレーします。水分が残っているとムラになるので、よく乾かしてから作業しましょう。
拭き上げるというよりも、ウエス等で塗りこむといった感じでワックスを延ばすとムラ無く仕上ります。
ウソみたいにピカピカになります。
3、コンパウンドで塗装面を磨く
手順2と3は前後してもよいのですが、レザーワックスを塗った部分に、コンパウンドが飛び散った時に簡単に拭き取れるのでこの順番で作業しています。
ウールバフと3Mの極細目コンパウンド(赤)で塗装面全体を磨き、細かなキズを消します。塗膜の一番上のクリア部分を削って傷を消していきます。
線キズが消えたら、スポンジバフと超微粒子コンパウンド(黄)で更に磨くことでツヤを出します。
ポイントは
削り過ぎないこと
と言っても力加減は難しいです。私も何回も失敗しては修復してを繰り返しました…
4、コーティング
水洗いで、コンパウンドの残りや削りカスをきれいに拭き取り、Wakosのバリアスコートをスプレーします。
磨き上げた塗装面全体をコーティングするように専用ウエスで伸ばします。
すると・・・
こうなりました!!
実施前と比べると
販売している車両はこうやってピカピカにしています。
一度磨いて仕上げた後は、水洗いしてバリアスコートとタイヤレザーワックスをかけるだけで、簡単にピカピカになるので挑戦してみてください。
何とか日没に間に合った🙍
バリアスコートの力は偉大だな。ともやさんに良いものを教えてもらった✨
さてTSUTAYAにDVDを返しに行かないと。
汚したくないから、2号機出そう😽#バリアスコート#隼#ZX14R pic.twitter.com/wZd7x5rRUX
— notsushin@銀ブサ (@snotsushin) 2017年6月18日